2017年11月26日

共に時間を過ごす

 霊長類の研究で知られる山極寿一氏が、アフリカに滞在していた時のこと。氏の家には、親しくなった現地の誰かしらが、ひっきりなしにやってきたそうです。用事がある人もいれば、ない人もいる。彼らいわく、“どうぞ自分の時間を使ってください”との親愛の表現なのだという(『京大式 おもろい勉強法』朝日新書)
 文化の違いと言えばそれまでですが、誰かを大切にするとは、“共に時間を過ごす”ことなのだと気付かされました。日本では“自分の時間”を重視するあまり、「誰かとの時間が極端に少なくなり、みんながバラバラになってしまった」と山極氏は指摘しています。

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「誰かとの時間が極端に少なくなり、みんながバラバラになってしまった」と山極氏は指摘しています。
Posted by hublot replica at 2017年11月27日 16:42