2017年03月01日

海のない長野県の人が・・・

 海のない長野県の人が東京の離島に行き、島特産の塩を買い求めました。後日、同じ長野の山深い村を訪ねて驚いたそうです。村の店に、自分が島で買ったものと同じ塩が並んでいたのです。「苦労して長い距離を運んできたのに!」と。
 その島と村が友好交流関係を結んでいたからなのだが、このように、それぞれの地域の特産品を互いに消費することを「互産互消」といいます。地域で生産したものを地域で消費する「地産地消」とともに、地域活性化のキーワードでなのです。
 出あいは成長のチャンスを生みます。地域間交流が新しい知恵と活力を生み出すのと同じく、人と人が交流すれば、新しい発見と価値が育まれます。先の言葉を人に当てはめれば、家族や地域で切磋琢磨するのが人間関係の「地産地消」、地域を超えて心を結び合うのが「互産互消」といえませんか。

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