2016年09月14日
固定観念が消える
「1」から「10」まで数えます。次に「10」から逆に数えてみます。すると、読み方が異なる数字があることに気づかれると思います。「4」と「7」。正順では「4」だったのが、逆順 では「ヨン」と読む人が多いのでは。同じように「7」は「ナナ」と。
「1」から「10」の正順の読み方は、一種の成句として伝統的に定着しているといえます。 それに対し逆順の時は、一つ一つの数字を別個に考える傾向があるようです(窪薗晴夫著『数字とことばの不思議な話』岩波ジュニア新書)
なぜ一つずつ意識した場 合、読み方が変わるのか。「シ」は「死」を嫌って「ヨン」に、「シチ」は「イチ」との混同を避けて「ナナ」に置き換えるようといわれています。”まとまり”としてではな く”それぞれ”に光を当てる時、固定観念が消え、別の側面が浮かび上がってくるようですね。
「1」から「10」の正順の読み方は、一種の成句として伝統的に定着しているといえます。 それに対し逆順の時は、一つ一つの数字を別個に考える傾向があるようです(窪薗晴夫著『数字とことばの不思議な話』岩波ジュニア新書)
なぜ一つずつ意識した場 合、読み方が変わるのか。「シ」は「死」を嫌って「ヨン」に、「シチ」は「イチ」との混同を避けて「ナナ」に置き換えるようといわれています。”まとまり”としてではな く”それぞれ”に光を当てる時、固定観念が消え、別の側面が浮かび上がってくるようですね。
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