2016年03月15日
国際電話
指揮者の佐渡裕さんに、その国際電話がかかってきたのは、東日本大震災の3日後でした。内容は、ドイツでチャリティー・コンサートを行うので、指揮をしてほしいと。
佐渡さんは、大災害に対する音楽家の非力さに気落ちし、即答できなかったそうです。だが、〝今こそ人々の心を結び、つながろう〟と思い直し、話を受けたという。
音楽には、周囲を、そして自身をも再起させる希望の力が宿っています。佐渡さんが、先のコンサートで指揮棒を振ったのは、ベートーベンの「第九」。「歓喜の歌」でした。音楽が教えてくれるもの。それは、どんな苦悩をも越えて、自他共の喜びをつくり出す人間の強さなのです。
佐渡さんは、大災害に対する音楽家の非力さに気落ちし、即答できなかったそうです。だが、〝今こそ人々の心を結び、つながろう〟と思い直し、話を受けたという。
音楽には、周囲を、そして自身をも再起させる希望の力が宿っています。佐渡さんが、先のコンサートで指揮棒を振ったのは、ベートーベンの「第九」。「歓喜の歌」でした。音楽が教えてくれるもの。それは、どんな苦悩をも越えて、自他共の喜びをつくり出す人間の強さなのです。
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