2016年03月08日
雪形
“雪形”をご存じですか。これは雪解けの時期、山の斜面に、白い残雪と黒い岩肌が織り成す模様に名前を付けたものです。山麓に住む人々は、模様を人や動物、農具などに見立て、親しんできました。
主に雪深い北国で見られる雪形は、気象観測技術が未発達だったころ、農作業の時期の目安や豊作具合を判断する「農事暦」としても重要な役割を果たしました。全国一律の太陽暦などに比べ、より正確に適時を見極めることができたそうです。大自然に抱かれながら、共生してきた先人の知恵なのです。
主に雪深い北国で見られる雪形は、気象観測技術が未発達だったころ、農作業の時期の目安や豊作具合を判断する「農事暦」としても重要な役割を果たしました。全国一律の太陽暦などに比べ、より正確に適時を見極めることができたそうです。大自然に抱かれながら、共生してきた先人の知恵なのです。
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