2016年02月24日
がん哲学
日本人の2人に1人がかかるというがん。発症をきっかけに生きる意味を掘り下げる「がん哲学」が今、注目を集めています。
提唱者は順天堂大学教授の樋野興夫氏。11年前、アスベスト・中皮腫の専門外来を立ち上げました。待ち時間を使い、患者との対話に励む中で、患者の人間性や尊厳にふれることの大事さに気付きました。
教授の言葉を借りれば、「人生に期待ばかりしている」のではなく「人生から期待されている」使命を見いだし、人に尽くす。そこから人間的成長が生まれ、病気であっても「病人」ではない、病にとらわれない、その人らしさが発動するという(『いい覚悟で生きる』小学館)。自分に与えられた「人生の時間」を受け入れつつ、その生を自分らしく完全燃焼するということでしょう。
提唱者は順天堂大学教授の樋野興夫氏。11年前、アスベスト・中皮腫の専門外来を立ち上げました。待ち時間を使い、患者との対話に励む中で、患者の人間性や尊厳にふれることの大事さに気付きました。
教授の言葉を借りれば、「人生に期待ばかりしている」のではなく「人生から期待されている」使命を見いだし、人に尽くす。そこから人間的成長が生まれ、病気であっても「病人」ではない、病にとらわれない、その人らしさが発動するという(『いい覚悟で生きる』小学館)。自分に与えられた「人生の時間」を受け入れつつ、その生を自分らしく完全燃焼するということでしょう。
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