2015年11月18日

牧口初代会長の殉教の日

 創価学会の牧口初代会長の殉教から71年を迎えました。牧口初代会長が軍部政府への抵抗を貫き、生涯を終えたのは、東京拘置所の病監の一室でした。
 戦前の教育では「教育勅語」が絶対でしたが、牧口校長の教え方は独特でした。「一旦緩急あれば義勇公に奉じ」(危急の場合は、義勇を国にささげ)の文を、こう教えました。「平和を考えなさい。平和を守れば、緩急あれば、などということは必要ない」。当時の教え子は「あの時代の中で、全く驚くべき教育でした」と証言しています。目は鋭いが「褒めることはあっても、叱ることはなかった」と述懐しています。
 「子どもの幸福のための教育」を貫いた初代会長に、国家は死をもって報いました。しかし、初代、2代の夢を継いだ第3代の池田名誉会長によって、創価教育の大城は今、世界に広がっています。今日は創立85周年の佳節です。

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