2015年10月30日

プロップ・ステーション

 神戸市にある、障がい者自立の支援組織「プロップ・ステーション」を設立した竹中ナミさんは、「障がいがある人」を「チャレンジド」と呼んでいます。これは、米国発祥の言葉で、“挑戦する使命を与えられた人”との意味です。
 竹中さん自身にも重症心身障がいの娘がいます。娘を通して竹中さんは、「人間は生きる速度が異なる」ことを学んだという。だから「人と比べる必要なんてない」。大切なのは、昨日より今日の自分が、どれだけ挑戦できたかだ、と。
 一人として同じ人はいません。成長の速さも千差万別です。相手を信じ続けること。相手の速度に合わせて、挑戦を支え、励まし続けること。それを「一人を大切にする」というのでしょう。

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