2015年08月11日

子どもの読書量

 厚生労働省が2001年生まれの子どもを対象に、継続して実施している調査によると、1カ月間に絵本や児童書を8冊以上読む子どもの割合は、母親が1冊(文庫・単行本)しか読まない場合は22・3%。一方で、母親が読む冊数が増えれば、子どもの読書量も増加する結果が出ました。父親も同様の傾向という。親の読書習慣が子どもの読書量に影響する、と言えましょう。
 教育評論家の親野智可等氏は、読書や習い事など、「親が子どもに何かをやらせたいならば、親が工夫すること」と指摘しています。ともすると、子どもに「あの本、もう読んだの?」と聞いてしまいがちです。しかし、読ませたい本があれば、まず自分で読んで、子どもが興味を持てるよう、感想を語っていきたいものです。

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