2015年06月04日

生かされない自分

 「こころよく 我にはたらく仕事あれ それを仕遂げて死なむと思ふ」。これは石川啄木24歳の時の歌集『一握の砂』に収められた歌です。自分が理想とする仕事がほしいという苦悩、生かされない自分への、若さゆえの焦りと憤りが読み取れます。

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