2015年03月17日

疾風に勁草(けいそう)を知る

 「疾風に勁草(けいそう)を知る」とは、激しい風にあって初めて真に強い草が分かるように、厳しい困難の時にこそ本物の人物を見極めることができるということです。創価学会の池田名誉会長が青春時代から好きな言葉です。
 中国の周恩来総理は戦時下、不撓不屈の信念で革命の時代を生き抜いた、文豪・魯迅の生涯を通して訴えた。「(魯迅の)戦闘精神を学ぶべきである」「われわれは今日の『疾風』の中で、一人一人が魯迅のような『勁草』にならねばならない」(小野忍・丸山昇訳)と。
 信念は貫いてこそ信念。誓いは果たしてこそ誓い。友情は不変でこそ友情。わが人生も、いかなる疾風にも揺るがぬ「勁草」のごとくありたいものです。

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