2014年10月10日

お茶の味と香り

 お茶の味と香りは、数種類の茶葉を混ぜ合わせる「合組」という作業によって決まるそうです。その為、茶葉の選択と組み合わせが、茶師の一番の腕の見せどころです。
 茶師の前田文男氏は、江戸時代からの伝統の技を受け継ぐ茶のプロフェッショナル。「思わずうなってしまうような特別なお茶は、欠点は多いが磨けば伸びる茶葉から生まれることが多い」と語る(『人生と仕事を変えた57の言葉』NHK出版新書)。欠点のある茶同士を組み合わせると不思議と欠点が消える、とも語っています。

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