2014年09月09日

「受動」から「能動」に

 仕事、家事、育児に追われ、「時間がない」が口癖だった母親。ある時、4歳の娘に言われた。「時間はどこでなくしたの? 一緒に探すよ」と。母親はハッとしました。娘には落とし物が見つからず、困っているように見えたのでしょう。きっと笑顔も消え、知らず知らずのうちに、心配を掛けていたかもしれない。なくしていたのは時間でなく、〝心の余裕〟でした――以来、その母親は「時間がない」という言葉を、「充実しているわ」に置き換えるようにしたそうです。
 〝心のスイッチ〟を「受動」から「能動」に切り替えることで、時間の捉え方も違ってきます。何をやるにせよ、受け身の人は重荷に感じ、前向きの人は心軽やかに進めて いけます。この生命の勢いが、多忙の中にも心の余裕を生むりです。

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