2017年07月27日

ルーティン

 創造的な人生を送りたいなら、型にはまった生活を送ることが助けになります。逆説的に聞こえますが、一つの真理です。
 ラグビーの五郎丸選手がボールを蹴る前の“合掌ポーズ”、野球のイチロー選手が、打席でバットを高く掲げる姿――スポーツの世界でも、周囲の環境に惑わされず、集中を高めるための「ルーティン」の効用に注目が集まったが、何かを創造するために、一日の使い方を固定することは、一般生活にも必要な作業でしょう。
 各分野の天才161人が、どんな“ルーティン”をもっていたかを調べた『天才たちの日課』(金原瑞人・石田文子訳、フィルムアート社)によると、仕事に集中する時間は、ゲーテは朝型だが、親友シラーは夜型でした。ユゴーは夜明けとともに起き、午前11時まで執筆しました。反対にバルザックは午前1時に起き、朝まで書く“深夜型”の生活だったそうです。
  

Posted by mc1460 at 13:45Comments(0)TrackBack(0)つぶやき