2014年05月18日

身の差し入れ

対話において「聴くこと」がいかに大切か。心をケアする専門職「精神対話士」も、聴くことを重視しています。「相手の立場に立って、相手の気持ちを想像し、一緒につらさや楽しさを共有することが重要」で、「共感」こそ対話には不可欠という。反対に「早急な助言」は反感を招くことも。仮に助言が的を射ていたとしても、相手の心は満たされないことがある(メンタルケア協会編著『人の話を「聴く」技術』宝島社新書)
ある精神対話士は、会って励ますことを「身の差し入れ」と表現しています。飲食物を差し入れるように、悩みを聴くために自分の身を差し入れる。電話やメールで相談された時でも、直接会って話を聴くべきと。(前掲書) 納得!!

この記事へのトラックバックURL

http://asunimukatuye.mediacat-blog.jp/t99448