2014年04月22日

ヒトデ

日の出前の朝、男は浜にヒトデがたくさん打ち上げられているのを見つけた。日が昇ったら干上がって死んでしまう。一つ一つ、海に投げ込み始めた。その姿を見た若者が言った。「ヒトデはごまんといる。おまえさんが助けるのが何になる? このヒトデを全部は救えない」。男はまた一つ投げ込んだ。「このヒトデにとっては大きな違いさ」これは非暴力運動の指導者マハトマ・ガンジーが孫に紹介した話です。
この話を通し、「一人の命に触れ、その命を救うことができれば、それこそ私たちが作り出せる大きな変化なんだ」と教えたのである(塩田純著『ガンディーを継いで』NHK出版)

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