2014年04月09日
J・F・ケネディ
J・F・ケネディが大統領選出馬の際、一つの政策ビジョンを掲げました。有名な「ニュー=フロンティア(新たな開拓)」です。キューバ危機の打開、核実験の縮小、宇宙開発の推進、公民権法の制定――多くの実績を残したケネディ。しかし、これらは、大統領就任前は「まだ地図に記されていない」「まだ解答の出ていない」、まさに〝未開拓〟の難問ばかりだった(中屋健一訳『ケネディ・上』河出書房新社)
誰もやったことがない。前例がない。「だから、やめておこう」ではなく、「それなら、自分が〝前例〟をつくってみせる」と奮起する。それが、青年指導者・ケネディの気概だった。彼は語る。「人間は自らが望むだけ偉大になれる。人間の運命の問題で人間の手がおよばないものはない」と。
誰もやったことがない。前例がない。「だから、やめておこう」ではなく、「それなら、自分が〝前例〟をつくってみせる」と奮起する。それが、青年指導者・ケネディの気概だった。彼は語る。「人間は自らが望むだけ偉大になれる。人間の運命の問題で人間の手がおよばないものはない」と。
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