2013年11月01日

選り好み

 あいさつするにも人を選ぶという昨今です。人間関係の選り好みが目立ちます。幼児教育家の正司昌子さんは、こうした風潮の中、親が子にあいさつを教えるには「親自身が、自分の気に入った人にはあいさつするけど、気に入らない人にはあいさつをしない、といった姿を子どもに見せないこと」が大切と指摘しています。
 たしかに、気に入った相手だと気疲れもせず、確かに自分が楽でいられます。だが、気心の知れた人間関係に安住していたのでは、交友の幅が狭くなり、新たな出会いの機会も減りがちとなります。人間として磨き合う場も限られてしまいます。

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