2013年08月07日

可憐に舞うチョウ

 可憐に舞うチョウ。チョウは、私たちにさまざまな示唆を与えてくれます。例えば、気象学者ローレンツが提唱した「バタフライ(チョウ)効果」。これはごく小さな差が、やがては予測不能な大きな差を生み出す現象を指しています。ローレンツはこれを比喩的に〝ブラジルの蝶の羽ばたきが、テキサスに竜巻を起こす〟と表現したことから名が付きました。
 一見、奇抜に思えるこの説は 当初、見向きもされませんでした。だが現在では、「初期値過敏性の法則」と名を変え、正式に認定されています(アンディ・アンドルーズ著『バタフライ・エフェクト 世界を変える力』、弓場隆訳)

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