2012年12月18日

漢字1字

 日本漢字能力検定による世相を漢字1字で表す試みは、1995年から続いています。18回目の今年は「金」が選ばれました。
 初回は阪神・淡路大震災の年で、「震」。まさに自然の脅威が、そのまま凝縮されていました。そして昨年は、「絆」でした。より巨大な震災に直面しながらも、家族愛や、国内外からの支援の広がりなど、「つながり」の大切さが浮き彫りになった年でした。
 しかし「絆」は今でこそ、良い意味で人々が口にし、活字に躍っていますが、原意は、あまり良いイメージではないそうです。動物をつなぎ止める綱のことを意味する、「ほだし」とも読み、自由を縛る意味が強かったそうです。

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