2012年12月01日

釈尊の逸話

 釈尊の逸話です。釈尊に、ある目の不自由な仏弟子がいました。針に糸を通そうとするが、うまくいきません。その場に居合わせた釈尊が、そっと糸を通してあげた。人々は言った。「あなたほどの人がそこまでしなくても」と。静かに、釈尊は答えました。「私に優れたところがあるとしたら、それは人一倍、徳を求めるところ」なのです、と。
 「仏」とは「向上を求め続ける生命」の異名です。教から師走です。「今から」「これから」の気概で、きょうも木枯らしの中へ進んで行きたいものです。

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