2012年08月06日

伝え残さねばならない真実

 「約14万人」――67年前の今日、広島への原爆で瞬時に尊い命を奪われたと推計される数です。この数字から、何が想像できるのでしょうか。破壊力か。それとも恐怖か。はたまた権力の愚かさか・・・・。
 人それぞれに人生があります。親があり、子があり、友人がいます。将来の夢も・・・・・・。あの日、それが一発の爆弾で消え去りました。しかも、いまだに「生き残った」ことへの罪悪感を消せないでいる被爆者がいます。筆舌に尽くせぬ差別に泣いた人もいます。
 一方で、原爆の惨劇を知らぬ世代が、確実に増え続けています。憂うべきは風化であり、無関心です。だからこそ、伝え残さねばならない真実があります。

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