2012年03月05日

我以外皆我師

「きょうの生活の最前線に立って、実社会に働いている人こそ、ほんとの文学を体験し、ほんとの時代人である」。人とかかわることを避け、“本を読むことが勉強”と考える作家志望の青年に、文豪・吉川英治氏は時代錯誤と言いました。
 吉川英治氏の信念は「我以外皆我師」。これは、現実の中で力強く生きる庶民から学び続けた結論です。「三十なお一学生、四十なお人生の一学生、五十まだ学んで足らない」と述べています(「草思堂随筆」納得!!


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