2012年03月03日
人生の転機や変化はチャンスの時
3月は一年の中でも生活に変化が生じる時です。冬から春へ移ろう季節に合わせて身辺の整理もあります。職場の異動や進学など環境が変わり、当事者だけでなく家族も含め対応を迫られることもあることでしょう。さらに、中には大きな転機を迎える人もいることでしょう。どんなことも全て成長と幸福と前進の好機と捉え、たくましく進みたいものです。
身の上に起こる変化は人生の途上で幾度も遭遇しますが、その時の身の処し方に人の生き方が表れます。67年前、日本全体が大きな変化に直面しました。生まれていない人も多い時代になりましたが、太平洋戦争の敗戦です。
この時、多くの国民が放心していた中で一歩前へ踏み出した人物がいました。経営の神様と呼ばれた松下幸之助氏です。敗戦の日の翌日、「誰もが仕事に手がつかない様子であった。これではならないと考えた私は、急遽、会社の幹部を招集した」。1時間半に及ぶ社主訓辞を行い、再建に力強く立ち上がろうと訴えた(青野豊作著『松下幸之助の遺言』PHP研究所)と。
世の中の価値観が百八十度変わるほどの転機に立ち上がる氏の強さ。それは若いころから苦労を重ね、人生の節を刻んできた人物の底力ともいえましょう。人生の転機や変化はチャンスの時。負の変化と思える時でさえ、心一つで苦境を蘇生の機縁にすることができます。
あの3・11まで後わずかで1年となります。私も東北の人たちに負けないよう前進して行きたいと決意を新たにしています。
身の上に起こる変化は人生の途上で幾度も遭遇しますが、その時の身の処し方に人の生き方が表れます。67年前、日本全体が大きな変化に直面しました。生まれていない人も多い時代になりましたが、太平洋戦争の敗戦です。
この時、多くの国民が放心していた中で一歩前へ踏み出した人物がいました。経営の神様と呼ばれた松下幸之助氏です。敗戦の日の翌日、「誰もが仕事に手がつかない様子であった。これではならないと考えた私は、急遽、会社の幹部を招集した」。1時間半に及ぶ社主訓辞を行い、再建に力強く立ち上がろうと訴えた(青野豊作著『松下幸之助の遺言』PHP研究所)と。
世の中の価値観が百八十度変わるほどの転機に立ち上がる氏の強さ。それは若いころから苦労を重ね、人生の節を刻んできた人物の底力ともいえましょう。人生の転機や変化はチャンスの時。負の変化と思える時でさえ、心一つで苦境を蘇生の機縁にすることができます。
あの3・11まで後わずかで1年となります。私も東北の人たちに負けないよう前進して行きたいと決意を新たにしています。
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