2012年03月01日

笑顔の効用

 弥生3月です。春はもうすぐそばまでやって来ています。
 これが全てではありませんが、話を聞いている時、人は話し手の何を感じているのでしょうか。あるアメリカの心理学の研究では、聞き手が話し手から受け取る印象の55%が顔の表情、38%が声の質だそうです。言葉は7%にすぎないという結果が出ています。ほとんどが表情など、言葉以外の要素で判断しているそうです。
 笑顔コンサルタントというユニークな肩書をもつ門川義彦氏は、接客や営業の現場で発揮される「笑顔の効果」に着目。長年、各企業で社員の笑顔や互いに視線を合わせることの重要性を指摘し、売り上げ増加やクレームの減少などにつなげていると語っています。
 表情一つが、業績を大きく左右するそうです。希薄になりつつある人間関係の中で、笑顔を交わす効用は小さくない、と。社会が殺伐となれば、なおさらのことですね。門川氏は、意識して笑顔をつくることが大切、と。そうすれば心も、やがてついてくると語っています。


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