2011年11月17日
ドングリ
栄養豊富でおいしいドングリは、野生の動物たちの大好物です。しかし、子孫を残す大事なタネを食べられては、ドングリの親木も、さぞ困るだろうと思いきや、さにあらず。ある動物の習性をうまく利用することで、ドングリは発芽する機会を広げます(鷲谷いづみ著『タネはどこからきたか?』山と渓谷社)
『タネはどこからきたか?』を読むと、リスやネズミ、ホシガラスなどは、冬に備えて餌のドングリを土中に貯蔵します。ところが、彼らはそれを、どこに埋めたのか忘れてしまう。うまく埋めてもらったドングリは、次の春には、首尾良く発芽するという寸法になるわけです。まさに、絶妙な共生関係といえます。
ドングリはトゲや毒で武装する代わりに、実の中に、おいしい栄養をいっぱい蓄える。そうすることで動物に好まれ、命を継いでいくのだそうです。
『タネはどこからきたか?』を読むと、リスやネズミ、ホシガラスなどは、冬に備えて餌のドングリを土中に貯蔵します。ところが、彼らはそれを、どこに埋めたのか忘れてしまう。うまく埋めてもらったドングリは、次の春には、首尾良く発芽するという寸法になるわけです。まさに、絶妙な共生関係といえます。
ドングリはトゲや毒で武装する代わりに、実の中に、おいしい栄養をいっぱい蓄える。そうすることで動物に好まれ、命を継いでいくのだそうです。
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