2018年08月05日

アウトプットする能力

 哲学者の萱野稔人氏は「知性の本質は、言葉をアウトプット(出力)することにある」と語っています。高校までの勉強は正確なインプット(入力)の能力が試されるが、大学や社会で求められる知性とは、アウトプットする能力。言葉を使って表現することで、自分の考えが明確になったり、物事を十分に理解していないことが分かったりする、と(木村俊介著『「調べる」論』NHK出版)
 自分の考えを言葉にするには、時に勇気が必要かもしれない。だが、そこに“新しい自分”との出会いや視野の広がりもあるのですね。

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