2018年07月22日

アメリカの思想家・ソロー

 201年前の7月に生まれたアメリカの思想家・ソロー。くしくも7月に、彼は人生の大きな出来事を刻んでいます。28歳の7月、ウォールデン湖畔で生活を始めました。そこで自身の内面を見つめ、精神を鍛え上げていったのです。
 ソローは徹底して奴隷制に反対しました。当時の政府が奴隷制を維持していることを理由に、彼は成年男子に課せられていた人頭税の支払いを拒否。その結果、投獄されます。これも29歳の7月のことでした。
 しかし、投獄はソローをひるませるどころか、さらに奮い立たせました。国家の不正に怒り、出獄を拒否したほどです。彼は「国家の力と権威はすべて個人の力に由来する」(飯田実訳)と考えた。ゆえに、社会の変革は自己変革から始まると捉えたのです。納得!!

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