2018年01月15日

逆転の発想

 わが社の製品の悪口を言ってくれたら100万円――大手アパレルメーカーが売り上げに伸び悩んでいた時、こうした広告を全国紙に出し、消費者から“クレーム”を募った事がありました。実に3万通近くの手紙が届いたが、そのおかげで製品の抜本的な見直しができ、品質が格段に向上したそうです(野地秩嘉著『一流たちの修業時代』光文社新書)
 あるITシステム企業では、「残業時間を減らした分、手当を出す」というユニークな方針を社内に打ち出しました。その結果、社員の仕事の能率が上がり、残業時間は半減。業績も大幅に伸ばすことができたという
 これは、通常の経営から見れば、「逆転の発想」といえるかもしれません。しかし共通するのは、消費者や従業員という「人間」を中心に据えた視点です。とことん「一人」の声に耳を傾ける。従業員の働きがいを真剣に模索する――そこから常識を覆す、斬新な発想が生まれたのです。

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