2018年01月07日
毎日、日記をつけた
ドイツの作家トーマス・マンは、若い頃からほぼ毎日、日記をつけたそうです。1953年には、ミケランジェロやベートーベンについての新聞記事を読み、こう記しています。「偉大さと関わることをひじょうに好むのは、私にはプラスの材料と、私は思う」(森川俊夫ほか訳『トーマス・マン 日記 1953―1955』紀伊國屋書店)
トーマス・マンは当時、78歳。体は衰えつつありましたが、創作への情熱を燃やし続け、決してペンを離さなかったそうです。翌年には30年越しの作品『詐欺師フェーリクス・クルルの告白、回想録の第1部』を発表。これが彼の遺作となりました。
偉大な精神に触れれば、自らの心も刺激を受け、前進の意欲も生まれよます。目の前の壁が高く思える時にも、より大きな視点に立てば活路も見えてくるのです。
トーマス・マンは当時、78歳。体は衰えつつありましたが、創作への情熱を燃やし続け、決してペンを離さなかったそうです。翌年には30年越しの作品『詐欺師フェーリクス・クルルの告白、回想録の第1部』を発表。これが彼の遺作となりました。
偉大な精神に触れれば、自らの心も刺激を受け、前進の意欲も生まれよます。目の前の壁が高く思える時にも、より大きな視点に立てば活路も見えてくるのです。
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