2017年12月07日

ありがとう

 テレビを見て、少年がつぶやいたそうです。「僕も、こんな主人公みたいに偉くなりたいなあ」。それを聞いた祖母が言ったそうです。「人として本当に偉いのは、みんなに、『ありがとう』と感謝できる人だよ」と。
 少年は、一人で「ありがとう運動」を始めました。自分が起きる前から朝ご飯を用意してくれるお母さん。体操着を真っ白に洗ってくれるおばあちゃん。夜遅くまで働くお父さん……皆にお礼を言うと、家族全員が笑顔になった。少年は、その日の日記に書いたそうです。「僕の毎日は『ありがとう』でできている」と。

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