2017年11月30日

とんでもない

 仏教を評価したドイツの哲学者ショーペンハウアーは、「知は力なり」との格言を「とんでもない」と言ったそうです。なぜかならば「きわめて多くの知識を身につけていても、少しも力をもっていない人もあるし、逆に、なけなしの知識しかなくても、最高の威力を揮う人もある」と(細谷貞雄訳『知性について 他四篇』岩波文庫)

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