2017年11月13日

大黒柱

 戦前に造られた庶民の住宅を古民家と呼ぶそうです。豪雪地帯では、雪が落ちやすい合掌造り。亜熱帯気候の地域では、強い日差しを避けるため軒が低いのが特徴です。
 外見は多様ですが、中の間取りは似通っているようです。『日本の家』(中川武著、角川文庫)によれば、標準的なのは、入り口に土間があり、続いて揚床部分がある。特徴は土間と揚床の境にある「大黒柱」です。大黒柱は最初に建てられ、建物を支えることから転じて、組織や団体などで中心的な役割を果たす人を指すようにもなりました。

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