2017年05月22日
気品にあふれるのはなぜか
漆器に施した金箔の輝きが、気品にあふれるのはなぜか。その訳を漆塗り職人が語っています。
「あれは『白檀塗り』という技法で、金の上に、もう一度、漆を薄く塗るんです」と。仕上がった時の表面は黒い。それが3年、5年とたつうち、漆が透けて、下の金箔が、単なる華やかな輝き以上の、奥深い光沢を放つという。
本来、金は光ろうとし、漆は輝きを抑えようとする。「金そのものだけでは出せない、いわば、漆があってこその『金色』ともいえるでしょう」と。納得
「あれは『白檀塗り』という技法で、金の上に、もう一度、漆を薄く塗るんです」と。仕上がった時の表面は黒い。それが3年、5年とたつうち、漆が透けて、下の金箔が、単なる華やかな輝き以上の、奥深い光沢を放つという。
本来、金は光ろうとし、漆は輝きを抑えようとする。「金そのものだけでは出せない、いわば、漆があってこその『金色』ともいえるでしょう」と。納得
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