2017年03月21日

3L

 ケア宮城と公益財団法人プラン・ジャパンがまとめた被災者の心を支えるガイドラインの冊子によると、心の支援活動の基本は「3L」。Look(見る)、Listen(聞く)、Link(つなぐ)と示しています。
 相手の状況は刻々と変わるから、よく「見る」。次の「聞く」とは、注意をそらさない(目で聞く)、相手の話を真摯に受け止める(耳で聞く)、真心を込めて、相手を尊重する(心で聞く)の三つ。そして、自分で全てを抱えず、問題に対処できるように「つなぐ」ことである、と。
 さらに、この「3L」の際、心掛けることとして「プライバシーを尊重し、人の秘密を守る」「沈黙も受け入れる」「話を聞いていることが相手に伝わるように、たとえばうなずいたり、相づちを打ったりする」などがある、と。
 又、避けるべき行為もある。「相手の話をさえぎったり、急がせたりしてはならない」「被災者がしたこと、しなかったこと、あるいはその感情について価値判断してはならない」など。被災者に寄り添っています。

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