2017年03月18日
師の分身として立った
ギリシャの哲人ソクラテスは、自らの思想を書物に残さなかったそうです。彼の思想を著作に残したのは、プラトンをはじめとする弟子たちなのです。プラトンは、今も、この先も自身の作などない、と記しています。あるのは「若く美しくなったソクラテス」のものである、と。
教育者の林竹二氏は“ソクラテスの思想が、プラトンという魂に種を蒔き、実を生じさせた。ゆえにその実は、師匠のものでもある”と捉えています(『若く美しくなったソクラテス』田畑書店)。
師の分身として立ったプラトンは、ソクラテスに代わって語り、彼が創設した学園アカデメイアは900年以上にわたり人材を輩出したのです。
教育者の林竹二氏は“ソクラテスの思想が、プラトンという魂に種を蒔き、実を生じさせた。ゆえにその実は、師匠のものでもある”と捉えています(『若く美しくなったソクラテス』田畑書店)。
師の分身として立ったプラトンは、ソクラテスに代わって語り、彼が創設した学園アカデメイアは900年以上にわたり人材を輩出したのです。
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