2016年11月22日
元気か
ずいぶん古い話なのですが、先の戦争のさなか、戦場の父から家族のもとに一葉のはがきが届いた。文面は「元気か」の一言だけ。その3文字に家族はくぎ付けになったそうです。
「留守を守り、子どもを託す妻への感謝と、子を思う父性愛のほとばしり出た一言だったのだ。厳しい検閲の中で、やっと出て来た文章ではなかったか」「それを受けた家族は、『文字は文字にして文字にあらず、言葉にして言葉ならず』の強靱な、いのちの結び付きであったのだ」
今、単身赴任先から、この文面でハガキを出したら、どのような反応があるのでしょうか。
「留守を守り、子どもを託す妻への感謝と、子を思う父性愛のほとばしり出た一言だったのだ。厳しい検閲の中で、やっと出て来た文章ではなかったか」「それを受けた家族は、『文字は文字にして文字にあらず、言葉にして言葉ならず』の強靱な、いのちの結び付きであったのだ」
今、単身赴任先から、この文面でハガキを出したら、どのような反応があるのでしょうか。
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