2016年09月26日
「心」にあふれた言葉
「平和」と聞いて何色をイメージするでしょう? ある人は「黄色」と、「明るいイメージだから」。ある人は「空色。戦争が終わって飛行機が飛ばなくなったというか、空襲警報が鳴らなくなった。その時の青空」と。「グリーン」と答えた人も。「世界で初めて広島に原爆が投下されて、何もなくなってしまったところから、草木もなかったのに、緑が生えてきて、今、このように素晴らしい広島に復興して、たくさんの町にも緑があるので……」
“漠然とした遠いもの”を“誰もが分かる言葉”に置き換える――この努力の先に平和が見えてきます。仏法を説いた釈尊は、自らの言葉を書き残さなかったそうですが、弟子たちが記録し、それを民衆に分かりやすく、伝えやすい詩句の形式(偈)にしました。仏法は、こうして弘まっていったのです。
聞く人、読む人に届いてこそ、意味があります。そんな、やさしくて、「心」にあふれた言葉を紡いでいきたいものです。
“漠然とした遠いもの”を“誰もが分かる言葉”に置き換える――この努力の先に平和が見えてきます。仏法を説いた釈尊は、自らの言葉を書き残さなかったそうですが、弟子たちが記録し、それを民衆に分かりやすく、伝えやすい詩句の形式(偈)にしました。仏法は、こうして弘まっていったのです。
聞く人、読む人に届いてこそ、意味があります。そんな、やさしくて、「心」にあふれた言葉を紡いでいきたいものです。
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