2016年08月06日
8月6日
語り残された被爆体験の向こうには、深い沈黙の海が広がっている。71年前のきょう、広島市細工町の上空でさく裂した原子爆弾。爆心地から半径500㍍以内の生存者は極めて少なかった。あの日、命を奪われた人々の思いを知ることは永久にできません。
生き延びた方々の中にも、肉親にさえ、被爆体験を語らない人が大勢います。被爆体験があまりに凄惨だったために、思い出したくないという心理的な防御の意識が強く働いたからでしょう。
生き延びた方々の中にも、肉親にさえ、被爆体験を語らない人が大勢います。被爆体験があまりに凄惨だったために、思い出したくないという心理的な防御の意識が強く働いたからでしょう。
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