2016年06月16日
気位が高い人間
「貧乏、ということは、気位が高い人間のことだと思いこんでいた」。と、作家の石牟礼道子さんが、『父』(藤原書店)の中で書いています。石牟礼さんのお父さんは石工で、学校には小学校4年までしか行かなかったという。
「親の背を見て子は育つ」とも、「子は親を映す鏡」とも言います。石牟礼道子さんは「わたしは極貧の中で育ったが、いじけるということは無かった。人間的プライドを、無学な父から教わったように思う」。と語っています。
「親の背を見て子は育つ」とも、「子は親を映す鏡」とも言います。石牟礼道子さんは「わたしは極貧の中で育ったが、いじけるということは無かった。人間的プライドを、無学な父から教わったように思う」。と語っています。
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