2016年02月29日

簡単な血液検査で発見

 医学は日進月歩しています。脳梗塞を簡単な血液検査で発見できるそうです。負担も軽く、早期治療につながれば、喜ぶ人も多い事でしょう。この脳梗塞マーカー検査は、臨床応用されたばかりで実施施設が限られています。また保険未収載のため、費用は1回につき7000~1万円ほどかかります。検査結果がよければ3年に1回、境界例以上なら年に1回は検査するといいとされています。
 個々の遺伝子情報をもとに、最適の薬の種類、投与量を決めたり、副作用の少ない治療が可能となる「オーダーメード医療」の研究も、文部科学省のプロジェクトとなっています。個人情報の保護、遺伝子による差別の危険性など、検討すべき課題は多くありますが、あらかじめ身体の状態や傾向性を知ることは、健康の大きな助けとなるには違いありません。



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