2016年01月05日

子供たちが懸命に走っているのをみると

  箱根駅伝をテレビで観戦しました。一心不乱に、ただ前だけを見て懸命に腕を振り、足を運ぶ。舞台の大小、順位の前後にかかわらず、その姿に人は、心を打たれます。苦楽を共にした仲間、健闘を祈る友の思いを胸に、必死に走るさまに、人生を重ねるからでしょう。
 詩人・中桐雅夫氏の作品「母子草」の一節。「だれでも経験があるだろう、運動会で子供たちが懸命に走っているのをみると眼がうるむのだ、自分の子でもないのに」(詩集『会社の人事』晶文社)


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