2015年11月28日

襷(たすき)

 「襷(たすき)」という字は、中国生まれの漢字ではなく、日本で考案された「国字」だそうですで。
 襷は元来、神事に使われていたようですが、やがて、労働の際に着物のたもとが邪魔にならないようにする実用品となりました。
 これも日本発祥の競技「駅伝」では、次の走者へつなぐ「タスキ」として使われます。駅伝は抜きんでた少数の活躍だけでは決して勝てません。皆が、この一歩、次の一歩と、悔いなく自分の力を出し尽くしてこそ栄冠は輝くのです。団結は、一人一人が全力を出し、使命を果たし抜く時に、その真価が発揮されます。

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