2015年05月08日

方言

 作家・田澤拓也氏が「東奥日報」に連載し、単行本となった『外ケ浜の男』(角川学芸出版)では、会話が、津軽弁を中心とした方言でつづられています。その横に振り仮名のように、共通語の添え書きがあります。例えば、「ぐうぐど」「のれそれ」には、それぞれ「急いで」「全力で」というように。
 方言には、その地その地で育まれた温かみや深み、趣があります。日本語は多様性に富んでいます。その豊かさを、子どもたちに託していきたいものです。

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