2015年01月29日

子どもたちに注ぐ愛情と情熱

〝戦争で心が傷ついた子どもたちに、夢や希望を与えたい〟と、終戦後、多くの少年少女雑誌が生まれました。漫画家・手塚治虫氏が活躍し始めるのは、このころです。
 創価学会に入会した若き青年の池田名誉会長も、戸田第2代会長のもと、「冒険少年」(後に「少年日本」と改題)の編集長を務めました。後年、手塚氏は「自分から是非描きたいと思った雑誌は、当時はこの本くらいだった」と回想しています。
 共に昭和3年生まれの2人が出版の世界で出会うことはありませんでした。だが、〝試練に負けるな!〟と、子どもたちに注ぐ愛情と情熱は、強く共鳴していたと思えます。

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