2015年01月02日

人間の温かみ

 「善悪可否を考え、たがいに取引して物を融通しあい、ともに利益を求めるのが、商の本義である」(『虹を見ていた』津本陽著、NHK出版)。明治の実業家・渋沢栄一の言葉だが、これは経済活動の基本理念を示しています。
 善悪をわきまえ、物を融通し、ともに利益を求めるという彼の信条には、人間の温かみを感じます。

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