2014年07月22日

書は人なり

 「書は人なり」といいます。手書きの字には、書き手の人となりがにじます。かつて東京国立博物館で行われた展示会で、日蓮大聖人の御真筆が展示されていました。
 「立正安国論」は大聖人御自身が何度も書写された書ですが、展示されていたのは48歳の時に写されたものです。丁寧な書体の中に、「言わずんばある可からず」(御書17ページ)という圧倒的なエネルギーを感じます。
 さらに、佐渡流罪中にしたためられた「観心本尊抄」は「強烈な個性をしのばせる力感溢れる書風」(展示会の解説)。まさに、広宣流布への不撓不屈の御精神の結晶です。

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