2014年06月27日

文章軌範

 宋代の中国に『文章軌範』という、作文の技法を教える書がありました。これは難関の「科挙」試験のための参考書で、そこには「初めは胆の大なるを要し、終りは心の小なるを要す」とあります。初めは思い切って、大胆に書き、その後に、細かいところに心を配ればよいという。外山滋比古さんが紹介している(『文章力 かくチカラ』展望社)

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