2014年04月17日

心の信号

「『育てる』は、ローマ字で『SODATERU』。頭文字の『S』を取ってみる。すると「ODATERU(おだてる)」読めます。もちろん、甘やかすことではありません。「子どもたちのやる気が出るように褒め、可能性を伸ばしていくことが大切です」
褒めれば伸びる。それは子どもに限らない。自然科学研究機構生理学研究所の報告によれば、褒められると、金銭報酬を得た時と同じ脳の部位が活性化するらしい。褒め言葉は、目に見える贈り物にも等しいのです。運動技能も、褒めると、より上手に習得できることが、成人のトレーニング実験で証明されています。
褒め方にもコツがあります。すぐに褒める。結果より、過程を褒める。他者と比較しない。前提として大切なのは、相手が放つ“心の信号”をつかむことでしょう。

この記事へのトラックバックURL

http://asunimukatuye.mediacat-blog.jp/t98721