2014年02月14日

換気の重要さ

 JR東日本の、主力通勤電車は伝統的な開閉できるタイプになっています。これは、眺めの良い“ワイド窓”は開かずの固定式で、立ち往生事故の際、換気不足で気分が悪くなった乗客が続出したからだそうです。
人が呼吸で出す二酸化炭素は車内にこもり、悪影響を与える。無色無臭の二酸化炭素だが、その濃度が0・1%を超えると息苦しさ、倦怠感、頭痛、耳鳴りなどの症状が出ます。厳寒の折から、部屋や会場を締め切りがちです。良好な空気環境の維持のために、1時間に1回、5分間だけ2カ所の窓を開けることが好ましいと医療関係者は語っていますム。
ナイチンゲールは、換気の重要さを繰り返し強調しています。「健康な時でも、自分がいる場所の空気を何度も繰り返し呼吸すれば、肺や皮膚から有害物質が出るので無事でいるわけにはいかない」と(助川尚子訳『看護覚え書決定版』)。


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